体づくりにエネルギーが必要ならおにぎりで炭水化物とタンパク質を摂取

体づくり

ニッポン放送で放送中の「輝く未来のアスリート アスヤン!〜若いアスリートを全力応援!〜」のコーナーに参加した際に、残念ながら時間の関係でラジオやそのブログに入らなかった部分がありました。ブログで補足させてください。いわばラジオ原稿の完全版です。

「体づくり」に必要なのは、タンパク質だけじゃない!

今回のテーマは「体づくり」でした。具体的に言えば筋肉をつけたい、体重を増やしたい、が目的の食事です。一般的に「体づくり」といえばタンパク質摂取!になりがちです。確かにタンパク質は必要なんですが、実はエネルギー不足で体づくりが進まないアスリートも多いのです。今回はここにフォーカスした内容でした。

つまり「体づくり」に必要なタンパク質とエネルギー源の炭水化物を両方取れるレシピとして、しっかり具の入ったおにぎりを紹介しております。

おにぎりは、食べる量が増やせる魔法の料理

おにぎりって本当にすごくて。握るだけで、お茶碗で食べた時より量が食べれるようになるんです。これ、スポーツするお子さんを持つお母さん方からたくさん感想いただいているので、間違いなしです!少食なお子さんをサポートしている方はぜひ試してみてください。

おにぎりで使う具材にも一工夫しております。それは、アミノ酸スコアを意識して、必須アミノ酸であるリジンを多く含む具材を選ぶことです。お米も実はちゃんとタンパク質が含まれているのですが、必須アミノ酸のリジンが少ないがために(=アミノ酸スコアが低い)ために、タンパク質の品質が良くないんですね、そこを具材で補うことが目的です。

そんな狙いを持って作ったのが、以下の3品です。

スーパーチャージおにぎりのレシピ

まず1つ目は、ご飯、枝豆、塩昆布、すりごま のおにぎりです。

枝豆はタンパク質を多く含みますし、その中のリジンも多いです。塩昆布の塩みはトレーニングで失ったミネラルを補給してくれますし、ごまは最も身近なスーパーフードです。あえてすりごまにしているのは、硬い殻を壊すことで消化の負担を減らすためです。

2個目は、ご飯、ハム、コーン、チーズ のおにぎりです。

肉類、乳製品もタンパク質、リジンが豊富です。コーンと合わせれば洋風なおにぎりになりますが、これが意外と美味しいのですよ。

最後、3つ目は、ご飯、紅生姜、鮭フレーク のおにぎりです。

シンプルだけど、めちゃくちゃ美味しいです。鮭もタンパク質多いですし、良質な油も期待できます。

バリエーションを持つことで飽きずに食べ続けることができます。具材も冷凍や缶詰、ビン詰をうまく使って省エネ化してください。毎日作り続けるの大変ですからね。食事は継続が大切!続けられる方法を見つけましょう。

継続は力なり。継続するために作ることにも工夫を。

おにぎりを少し小ぶりに作れば、練習の1時間前や練習直後、就寝1時間前などに食べるのにもバッチリ。体の材料となるタンパク質とエネルギーを絶えず摂取することができます。強い体を作るには栄養不足の時間を作らないことがめちゃくちゃ大事なので、おにぎりのような手軽さが必要なのです。

繰り返しになりますが、「体づくり」に大切なのは、毎日食べ続けることです。タンパク質だけでなく、炭水化物もしっかり摂って、強い体を作っていきましょう!!

また、今回ご紹介したレシピは、アスリートの方だけでなく、忙しい朝の朝食や学校から帰ったお子さんのおやつにも最適です。ぜひ試してみてください。


この記事のAIまとめ
・「体づくり」に必要なのはタンパク質だけではなく、エネルギー源となる炭水化物も重要
・おにぎりは、少食のアスリートでも食べやすい魔法の料理
・具材選びで栄養のバランスを調整できる。お米にはリジンを多く含む具材を選ぼう
・バリエーション豊富なおにぎりで飽きずに続ける工夫
・栄養補給は継続が大事。作り方も時短で工夫を

タイトルとURLをコピーしました